2026/05/18

表記改稿作業等を行います

 2023年の春に創作活動を開始してから、丸3年が経ちました。これからも小説を書いて生きていきたいのですが、漫然とした歩みにならないようにするために、本日5月18日以降、この3年間の活動内容や作品の見直し等を行おうと思います。主な作業は公開・完結済の既存作品の表記改稿作業ですが、ほかにもあります。詳細は以下のとおりです。

(1)サークルカバー画像とプロフィールアイコンの変更
 サークルと呼べるような活動内容ではないのですが、Fantiaやpixiv FANBOXなどの各サイト、あるいはSNSで用いているカバー画像(ヘッダー画像)と、プロフィールアイコンを変更しました。
詳細を表示  カバー画像もプロフィールアイコンも自作だったのですが、フリーのお絵描きソフトとフリーのブラシを使って、あまり深く考えずにパパッと用意したものなので、正直ずっと「ダサいな……」と思って3年間を過ごしてきました……orz
 自分で描ける技量はないので、このたび、カバー画像に使う有料素材を購入しました。文字入れは自分でやるしかないので、テキストのデザインや配置はやっぱりセンスがなくてどこかダサいのですが、そこはもう目をつむるとして……。プロフィールアイコンのほうは、有償で素敵なイラストを描いていただきました。サークル名の「宝石うさぎ」をモチーフにしたデザインとなっております。かわいくてきれいで透明感があって、ものすごーく好みぴったりに描いていただけました(*ノˊᗜˋ*)ノワーイ


(2)活動サイトの追加・プラン名変更
 この5月から、新たに3サイト(ハーメルン、Nolaノベル、Berry's Cafe)での活動を開始しました。これにより、矢崎未紗が作品を投稿しているWebサイトは以下の12サイトとなります。
   ・Fantia
   ・pixiv FANBOX
   ・pixiv
   ・ムーンライトノベルズ(ノクターンノベルズ含む)
   ・小説家になろう
   ・ノベルアップ+
   ・アルファポリス
   ・エブリスタ
   ・ハーメルン
   ・Nolaノベル
   ・Berry's Cafe
   ・Xfolio(実質活動停止中)

 また、Fantiaとpixiv FANBOXの有料プランの名前を、「五風プラン」から「有料プラン」に変更しました。
詳細を表示  活動サイト追加の目的は、「もっと多くの読み手に作品を読んでほしいから」の一言に尽きます。掲載サイトが多いと、それだけ更新作業や、誤字・脱字の修正作業の回数が増えるので、正直とてつもなく大変なのですが、「読み手に作品を届けるため」にできりる努力は惜しみたくない所存です。
 ほかにも投稿サイトは多々ありますが、活動するサイトは自分の中に基準を設けて選んでいます。(たとえば読み手の数ならカクヨムさんも多いのでしょうけれども、諸事情でカクヨムは絶対に使わないと決めています)

 各サイトにどのような頻度でどのような作品を掲載するかは作品ごとによって異なりますが、規約の関係上、Fantiaだけが全作品(全年齢・R18問わず)を掲載できている、という状況は変わらないと思います。また、FantiaとFANBOXは有料プランがあり、有料プラン会員様を優遇する形で更新するという方針も変えない予定です。
 UIやお使いのデバイスとの相性もあると思いますので、これまでどおり、読みやすいサイトで拙作をお読みいただければと思います。

 有料プラン名の変更は、特に個別の名前を付けておく必要がないので、わかりやすく「有料プラン」というそのままの名前に変更しました。どちらのサイトでも、月額500円という金額は変わりません。
 また、これを機に、各サイトのプロフィール文や、活動概要などのテキストの内容も見直しをしました。


(3)表記改稿作業の実施
 これまでに公開し完結した既存作品について、表記改稿作業を行います。表記改稿作業は、追加した3つの活動サイトでの作品公開と並行して行う予定です。ただし、以下の作品はこの作業が大幅に遅れる見込みです。
   ・長編作品、超長編作品
   ・長編に付随する短編(例『同じ夜はまだ遠く』など)
詳細を表示  3年という月日が経過する間に、様々な作品を書いて、推敲して、その都度表記について悩んできました。本棚がまるで生き物のように姿を変える(≒本が減ったり増えたりする)ように、表記ルールもまた、日々少しずつ、何かしらが変わります。そのため、すべての作品に絶対的な表記ルールを適用する、ということは難しいのですが、それでも一度歩みを止めて、2026年4月までに公開・完結した既存作品について、表記改稿作業を一斉に行おうと思います。

 週1回を目安に、「新サイトで作品公開&既存サイトで表記改稿」を行います。既存サイトの場合、基本的にはサイレント改稿になりますが、表記改稿を行うのと同時に作品の表紙画像も変更する予定です。「表紙画像が変わる=表記改稿が実施された」ということになります。

 長編作品の表記改稿が遅れる理由は、もちろん文章量が多いからですが、単なる表記改稿ではなく、リメイク(≒設定を変えたり、シーンの追加・削除をしたりするなど、大幅な変更を加える作業)を考えているからです。そのため、基本的に表記改稿作業は短編、中編のみを対象に行う予定です。

 表記ルールってなんぞや?というと、単語一つ一つについて「どの漢字を使うのか、送り仮名はどうするのか」などを自分で決めたルールのことです。(参考:矢崎未紗のXの投稿


(4)生成AIと、R18作品の創作に対する姿勢と方針の表明
 カバー画像とプロフィールアイコンの変更、および活動サイトの追加に伴いまして、各サイトの自己紹介文に、「AIに対する矢崎未紗の姿勢と方針について」と、「リアルとフィクションの線引きについて」のBlog記事のリンクを追加しました。(文字数が少なくて記載できていないサイトもあります/該当記事は以下をクリック)
   ・AIに対する矢崎未紗の姿勢と方針について
   ・R18作品に対する矢崎未紗の姿勢について
詳細を表示  生成AIに対する姿勢と方針についての記事は、今年の1月に公開したものです。生成AIがすっかり社会に馴染んできましたので、生成AIを使っているのかどうか、一人の書き手として明確に表明しておく必要があるなと思った次第です(一切使っていませんし、今後も使うつもりはありません)。

 その件に加え、2026年2月に公になったマンガワン問題を受けて、リアルとフィクションの線引きについてのBlog記事を新たに書きました。リアルとフィクションの違いを正しく認識していること、R18作品を書くからといってリアルにおける性犯罪を容認しているわけではいないことを、R18作品を書く者として明示しておきたい次第です。
 これら2つの記事のURLをプロフィール文に記載することで、私の創作者としての姿勢と方針を明確に示したいと思います。


(5)2026年内の活動予定
 2026年は、活動を開始した3サイトへの作品公開と表記改稿作業を行う予定です。そして水面下で、女性向けR18小説(TL小説)の制作を行います。
詳細を表示  なぜ水面下なのかというと、時間をとってでも表記ルールとしっかり向き合いたいことと、今後の創作活動の方向性を模索するためです。
 制作した作品は、これまでどおりFantiaとFANBOXで先行公開→のち、ほかサイトでも公開、という営みをする予定ですが、2026年5月現在、今年中に新作の発表ができる見込みが立っておりません。新作の制作は日々行っていますが、これまでどおり、可能な限り質を高めたうえで発表したいので、しばらくの間(数カ月くらい)は、じっくりと作品制作に取り組みたいと思います。(わかりやすく言うと書き溜め期間とさせていただきます)


 以上が、この5月以降に行っていく作業です。
「自分が読みたい作品」を愚直に書き続けるエネルギーは、なんとか自分で賄えているのですが(エブリスターで頂けるスターもたいへん励みになっております)、「この内容でいいのか? この方向性でいいのか? これで面白いと思ってもらえるのか?」と悩むことは多々あります。もしよければ、そんな悩みに光明となるかもしれませんので、作品の感想など、各サイトの機能を使って教えていただけますとたいへん嬉しいです。

 また、創作活動の支えにもなりますので、長期ではなく短期でも構わないので、Fantiaまたはpixiv FANBOXの有料プランでご支援いただけると助かります。
   Fantia / pixiv FANBOX
 有料プラン会員様限定の長編作品がありますので、それを読んだら無料プランに切り替える、という形でも大丈夫です。

 こちらの『聖女は筋肉兵士に発情する』という作品が、商業作品として電子書店様で配信されております。おしとやかな聖女様×ぶっきらぼうな筋肉兵士の、一目惚れから始まる濃厚えっちありのTL小説です!
 こちらをご購入くださると、それもとても嬉しいです。Web公開版に比べてしっかりブラッシュアップできてボリューム増になった作品なので、ぜひぜひお楽しみください。(詳細Blog記事はコチラ
<電子書店様リンク>
Amazon Kindle 楽天Kobo
Kinoppy Book Live
BOOK☆WALKER

 どうぞ今後とも、矢崎未紗の恋愛小説をお楽しみくださいませ(*ᴗˬᴗ)⁾⁾ペコ



R18作品に対する矢崎未紗の姿勢について

 R18作品について、一人の書き手としての明確な姿勢と考えを表明しておく必要があるかと思い、このような文章を綴ります。

(1)契機
「この作品はフィクションであり、実在のものとは一切関係がありません」……このような注意書きは、日本に住んでいれば誰もが必ず一度は目にするものです。私はこれまで、「リアル(現実世界)とフィクション(作品)は別物で、混同してよいものではない」という認識は、至極当然のように持たれているものだと思っていました(少なくとも成人した大人ならば持っていないはずがないと思っていました)。

 ところが2026年2月、通称マンガワン問題と呼ばれる不祥事が公になりました。本件に私は非常に強い憤り、怒り、苛立ち、気持ち悪さ、嫌悪感を抱きました。加害者および加害者の関係者に対しても、いまだに憤怒の念を抱いています。これ以上の負の言葉を語りたくないので本件に対する感情の表出はここまでにとどめておきますが、この件を知った私は、「一人の書き手として、何も行動をせず、これまでどおりの態度のまま創作活動をしてよいのだろうか?」と悩みました。

 これまでにも残念ながらこの国で、あるいは他国で、いっそフィクションなのではないかと思うほどの事件は起きていました。漫画家による犯罪も、初めてのことではありません。それでもマンガワン問題の内容は、直接の加害者だけでなく加害者と関係のあった企業や教育機関の対応も含めて、筆舌しがたい嫌悪感を私にもたらしました。リアルとフィクションの線引きができておらず、フィクションのノリで子供に残酷な性的加害をする大人がいるなんて、信じたくないほどの衝撃だったのです。
 この不祥事を知った直後、「R18作品を創作している自分は、そんな情けなくて気持ちの悪い大人に養分を与えている側なのではないか」という気がしてしまい、二週間ぐらいはずっと心がざわざわしていて、気が気ではありませんでした。自分が書く作品は基本的には女性向けですが、「女がR18作品を書くということは、結局そういうことを望んでいるんだろ」と言われかねない。女性が被害者になることについても、自分は助長してしまっているのではないか――そう思うと、自由に創作を楽しむ心すら翳ってしまっていました。

 そんな自分の中のざわつきと向き合い続けている間に、問題発覚から約三カ月が経過しました。
 R18作品を書くということは、決してノーリスクではない。それでも私は、小説を書いていきたい。全年齢もR18も、頭の中に浮かぶストーリーを形にしたい。そのリビドーを消すことはできない。
 そんな自分の思いを心の中心に据えたうえで、「一人の書き手」としてどうするべきか、考えがまとまりました。それは、「リアルとフィクションの線引きをしている」という姿勢、そして、「R18作品を書いているからといって、リアルにおける性的な問題を軽視しているわけではない」という姿勢を明示していこう、というものです。

 自分自身が性的な問題の被害者にも加害者にもならないために。また、自分以外の誰かが性的な問題の被害者や加害者になる理由に、私の存在や作品が使われてしまわないように。そのために、明確な姿勢と考えを表明しておきたいと思います。

(2)矢崎未紗の作品
 矢崎未紗が創作するすべての小説作品は、現実世界の日本国と外国の歴史や文化(時代を問わず)をベースとした世界観によって構築されています。作品によっては、明らかに「現代日本が舞台だな」とわかるような作品もあります。ですが、そうした作品であっても、「現実世界の日本国をベースにしている」だけです。すべての作品が矢崎未紗の作り出したフィクションで、現実世界に存在する一切合切のものとは異なります。また、リアルに存在するもの(人、集団、団体、国家、思想、宗教、歴史、文化など)とは一切関係がありません。まずはこの前提をご理解ください。

(3)フィクション(作品)における不正行為
 矢崎未紗が創作する小説作品は、すべてフィクションです。そのため、作品内おける表現や登場人物たちの言動、起こる事件や出来事などは、必ずしも現実世界の規則や倫理観に合致しているとは限りません。自由な表現の一種として、あるいはストーリーの必要上、「リアルの規則や倫理観に照らし合わせたら不正行為と言わざるを得ない展開」も生じる可能性があります。

(4)リアルとフィクションの線引き
(2)(3)を踏まえ、矢崎未紗はフィクションとして創作した作品内で不正行為を描くことがあります。だからといって、現実世界の規則や倫理観を蔑ろにする意図は、すべての物語および矢崎未紗には一切ありません。
 現実世界の日本国において、児童(十八歳に満たない者)との性交等は、法律によって禁じられています。(参照:児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律) また、児童以外の対象に対しても、同意のない性行為は明確な犯罪です。いかなる理由があろうとも、同意のない性行為は許されるものではありません。同様に、性犯罪に限らず、法で定められたあらゆる違法行為は、絶対にしてはいけません。

 現実世界の規則や倫理観に合致しているとは限らない表現やストーリーを描くことがあったとしても、矢崎未紗はリアルとフィクションの線引きを強く認識し、「自分たちが生きる現実(リアル)」と「作られた物語(フィクション)」とは別物であるとの前提に立って物語を書いております。R18作品を書いているからといって、リアルにおける性犯罪および犯罪行為、不正行為を容認することはありません。法に反していない、たとえばセクハラやパワハラ、カスハラなどの、社会的に望ましくない行為についても、決して容認、擁護することはしません。

(5)読み手に求めること
 作者として読み手の皆様に求めることは2つです。1つは、矢崎未紗がこのような姿勢と考えで創作活動をしていることをご理解いただきたいということ。そして2つ目として、私と同じように、リアルとフィクションの線引きをしっかりと持っていただくことです。
 エロ漫画やエロ小説があるからといって、現実世界においてそれらの作品の内容を真似してよい理由にはなりません。ましてや同意のない性行為、および性加害、その他あらゆる犯罪行為、非社会的な言動をするなど言語道断です。フィクションをフィクションとして楽しむ姿勢を、どうか失わないでください。そして同時に、リアルにおいてはあるべき規範を守り、「いかなる性犯罪も不正行為も許さない社会」を作る一員であると、たまにでいいので意識してみてください。


 以上の内容を、今後はR18作品を書くたびにあとがきに必ず入れようか……とも検討しました。しかし、あまりにもしつこく入れると作品を楽しむノイズになってしまいます。非常に悩みましたが、こうしていつでも読み返せるBlogでの表明、また、このBlog記事をプロフィールにリンクするという形で、上記の姿勢を常に示している……ということにしたいと思います。

 様々なR18作品が、リアルで誰も傷付かない範囲で、フィクションとして多くの方に楽しまれますように。心からそう祈っております。


初出:2026年5月18日
改稿:----年--月--日